1.本校の研究


T
.研究主題

   課題解決にむけて文章を正しく読み取り、
               自分の考えを豊かに表現できる子どもの育成 
           〜国語科の「言語活動」を通して〜


U
.研究主題設定の理由

 現代社会では、これまでにない激しい変化を遂げている。この急激な社会変化の中において生きていかなければならない子どもたちには、社会の変化に柔軟に対応できる「生きる力」が求められている。
 これからの教育では、子どもたちが出会う様々な問題に対して、心豊かに主体的に創造的にたくましく生きる資質や能力を身に付けた子どもの育成が重要な課題である。そのためには、子どもたちが課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断、行動し、よりよく問題を解決する能力や他者と協調し、思いやる心や感動する心など豊かな人間性とたくましく生きる健康や体力を育成する必要がある。したがって、学校教育においては、教える教育と子どもたちが自ら考え、学ぶ教育とのバランスをとりながら、一人一人の違いや良さを認める教育への転換を図らなければならない。
 中でも、五感を通して受け取った感動を豊かに表現したり、自分の思いや考えを筋道を立てて話したり、話し手の意図を的確に聞き取ったりするコミュニケーション能力の育成が重要である。
 本校では、以前から少人数のよさを生かしながら、自分らしく表現できる子どもの育成に力を入れてきた。また、昨年度まで、国語科の授業実践を通して、効果的な少人数指導の在り方や複式指導の「わたり」「ずらし」の間接指導などについて研修を進めてきた。その結果、「読解力」については成果も見られたが、自分の考えを表現したり、相手の考えに反応したりするところに弱さが見られた。
 以上のことを踏まえ、これまでの研究を発展・深化させるために、「課題解決に向けて文章を正しく読み取り、自分の考えを豊かに表現できる子どもの育成〜国語科の『言語活動』を通して〜」という本主題を設定した。


V
.研究の全体構造
 
 


W
.研究の具体的内容

 (1)@「読解力」,A「表現力」に関して共通して身につけさせたいことや、個別の支援計画に基づいた日常の指導を行い、交流の機会を持つ。
 (2)校内公開授業とその事前・事後の交流を研究の中心とし、教材研究や指導法の工夫・改善を行う。
  (3)研究実践の基盤を日常の教育活動と直結した学年・学級とし、学級における実践を基にして、ブロック部会を充実させる。
 
(4)他校の研究会等への参加とその内容や資料の還流を行う。


X
.研究体制

組 織 名

役 割

構 成

 研究推進
  委員会

・研究推進の調整
・全体研修の事前検討 等

 研修係、教頭、
 ブロック各1名

全体研修

・研究推進計画の検討
・研究内容の検討
・指導案検討
・授業反省

・その他、校務分掌各部で必要
 とする研修 等

全 員

ブロック部会

・学級における実践を基にした 実践研究
・指導案検討 等

ブロック単位(低・高)


Y.研究計画

研 究 の 内 容


 1年次【平成22年度】
  @「読解力」の育成
   ・児童の実態把握
    ・「読解力」の整理
   ・具体的な指導法の研究
   ・授業での実践検証
   ・先進校視察
   ・1年次のまとめと2年次の方向づけ
   ・研究記録の作成

 
  2年次【平成23年度】(本年度)
  @「読解力」、A「表現力」の育成
   ・児童の実態把握
    ・「表現力」の整理
   ・具体的な指導法の研究
   ・授業での実践検証
   ・先進校視察
   ・2年次の研修のまとめ
   ・研究記録の作成


Z.評価

   取り組みによる子どもの変容をおさえ、成果と課題を明らかにする。